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2010年1月 8日 (金)

スーパー回復力というより、奇跡

驚異の回復力を見せてくれました。瀕死の状態からの復活劇。

正月気分が抜けかけた、5日(火曜日)

朝は普通に散歩。夕方も普通に散歩。
7:30頃、夕御飯をパパが準備。相変わらず「早く早く」とご飯を催促。
そのうち疲れたのか、おとなしく横になって待っていた(と思っていた)。

「アユ、ご飯だよ」と呼んでも無反応。鼻先にご飯を持っていっても、やはり無反応。
「変だな。ご飯に反応しないなんて。よほど疲れたのかな。死んだように眠っているぞ」

「エッ?!何?」
「寝たまま失禁している!!」

「まずは拭かなきゃ」と、少し体をずらしたその時、呼吸困難になり、四肢が硬直してのけぞり、苦しそうに呻いた。長い時間に感じられたが、30秒位だったのだと思う。

これはただ事ではない。目も耳も反応がない。もしかしてこのまま……。
気がついたら、一の間にか相当量の脱糞。

もう年だし、「その時」が来たのかも。でも、死んだ後の処理もはっきりとは分からない。「一応獣医に訊いておかなければ」と思い、連絡を取った。
院長が電話で処置の仕方を教えてくれたが、ご自身もすぐに駆けつけてくれた。
院長は「今夜が山かも」

私たちもそう思い、赤ちゃんの時からのワン友に連絡をした。
フーちゃんとネネちゃんのままが、泣きながら会いに来てくれた。
再び発作が起き、呼びかけにもかすかに目で反応するだけ。誰の目にも死期が迫っているように見えた。
夜中にも何度か発作が起きたが、不思議と苦しい時間がだんだん短くなっている。

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6日(水)

朝。
「発作を抑え、水分を補給する」ために、ステロイドと抗生剤、輸液を注射。
これで、苦しい発作が、少しでも、改善されるといいのだが……。

ご飯も食べず、おしっこもうんちもない。

赤ちゃんの時から可愛いがってくれたいる義父母にも連絡。タクシーですぐに、駆けつけてくれた。

この時、お尻のあたりがもそもそ動く。毛布をめくると、喜びの尻尾振り。余程嬉しかったのだろう。少し起きて義父の膝に頭を載せた。
「笑って送ってあげて」と頼んだが、義母はメソメソ泣いてしまう。
仕方がないか。私だって、アユの前ではにこにこしているが、涙の封鎖は無理だもの。

 8:50 軽い発作。

フーチャンのおじちゃんが、来てくれたら、また尻尾を振った!

12:55 さらに軽い発作。これが今のところ最後の発作。5秒位だと思う。

昼、診療の空き時間に、看護師と先生が来て、採血。
高カロリーの療養食を、スプーンで2つ、看護師さんから食べさせてもらった。すごく美味しそうな香りがする、流動食。
このご飯、高カロリーで良いのだが、食欲をそそるために脂質を多くしてあり、お腹にはよろしくないらしい。

夜も、先生が輸液を入れてくれた。

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7日(木)

明け方に、「水を飲みたい」と言ってくれた!

そして間もなく「お腹が空いた!」。
バナナを1本と、高カロリーの療養食をスプーンで2つ。
いつものご飯を1/.5量を完全に軟らかくして、完食。
7:30にはおしっこ。

いい調子になってきた。足をなめたり、おしゃべりも出てきた。

朝は院長だけだったけど、お昼には若い先生も来て診てくださった。
「この年で、歩いているだけでも、驚異的です」
考えられる発作の原因を、あれこれ説明してもらったけど、今更身体を抑えつけた検査や、本人が嫌がる治療はしたくない。
また、「点滴で24時間輸液を入れたほうが、症状が改善される可能性が高い」といわれたが、管につながったアユでは、体を移動させたり、抱いたり、排せつさせたりの介護は難しい。

また、発作についての治療は、原因にかかわらず、「ステロイド」が有効とのこと。

院長も家庭で管理するのは、かなり大変だし、点滴用のパックをつなぎ、同じ量を入れられるので、大丈夫とのこと。
子供の部屋で使っていた、バックや帽子をかけるポールに輸液パックをかけ、5分くらい時間をかけて点滴と同じ量を、首近くから注入できた。

ここからが驚異的な回復。

ご飯を完食。
おやつも食べる。
しっこもウンチも自力で。(ウンチの自力はかなり筋肉を使うらしい)
部屋の中を、よろよろではあるが、歩ける!

8日(金)

ママはひたすら眠ーい。
1:30に「水!」
2:00に「しっこ!」
家人はみんな爆睡中に、アーアーアー。
やるっきゃない。部屋かローカで「何とかしっこして!」と、ペットシートを敷き詰めたけど、玄関に降りる気配。
抱っこして庭に出したら、すぐに放尿。
抱っこして家に入れ、足を拭いて寝かせたら、気持ちよさそうに「すやすやこんこん」

朝は「飯!」
輸液を入れながらでも、食事が可能だというので、先生の目の前で朝食。
いつものフードは、「老犬用」なので、栄養が不足するだろうということで、粉末の療養食と、お腹に良い「オリゴトウシロップ」を追加した、スペシャルブレックファースト。

機嫌もいいし、食欲もあるしいいのだけれど、おしっこが近い。
腎臓の機能も落ちているということで、「輸液の中には、腎臓の機能を助ける成分も入っているため、排尿が近くなります」と言われただけあって、2.3時間おきに「しっこ!」

「しっこ」の後は、すっきりした顔で、すやすや眠っている。
今もすっきりして、快眠中。

5日の夜のあの「涙の別れ」は、一体なんだったのだろう。T20100105_03_2
来てくれた皆さん、お騒がせでごめんなさい!!

日曜日に採尿・採血した結果で、再び今後の治療方針を決定する。

いったんはダメかと思われた命。
神様がプレゼントしてくれる残りの日々は、後どのくらいだろう?

神様、願わくば、痛みのない、眠るような最後をプレゼントしてください。

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